不動産 法人税 相続税

特殊関係者以外の第三者間でも相当地代通達の適用があるか否かが争点の1つとして争われた事例(非公開裁決 H30.10.16 TAINS:F0‐3‐645)

本件は、請求人(相続人)が被相続人(平成26年相続開始)から相続により取得した本件土地(貸宅地)につき、評価通達25(貸宅地の評価)により、自用地評価額から借地権割合40%を控除して評価すべきと主張したのに対し、原処分庁(税務署)は相当地代通達6により、自用地評価額の80%で評価すべきと主張し、その評価方法が争われた裁決例(平成30年10月16日非公開裁決 TAINSコード:F0‐3‐645)です。

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不動産 相続税

相続した土地上に存する権利は「借地借家法の借地権」か?それとも単なる「民法上の土地賃借権」か?(公表裁決 R2.3.17)

本件は、請求人(相続人)が被相続人(平成26年3月相続開始)から相続により取得した土地について、借地借家法の借地権の存する土地(貸宅地)として評価すべきとの請求人の主張に対し、税務署は借地権は存在せず、土地賃借権の存する雑種地として評価すべきとしてその評価方法が争われた事例です。

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不動産 相続税

市街化調整区域内の山林につき、原処分庁と請求人双方の不動産鑑定評価書の合理性が検証され、請求人鑑定が妥当と認められた事例(非公開裁決 H14.6.18 TAINS:F0‐3‐043)

本件は、請求人(相続人)が、被相続人(平成宇10年12月14日相続開始)から相続により取得した本件第1土地及び本件第2土地について、通達評価額によらず鑑定評価額で相続税申告を行い、その是非が争われた裁決例(平成14年6月18日非公開裁決TAINSコード:F0‐3‐043)です。

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不動産 相続税

通達評価額によらず、鑑定評価の建物積算価格に評価通達93の貸家評価減を適用した家屋の評価額による相続税申告の是非が争われた事例(非公開裁決 H27.6.1 TAINS:F0-3-565)

本件は、請求人(相続人)が、被相続人(平成22年相続開始)から相続により取得した本件家屋について、通達評価額によらず不動産鑑定評価の建物積算価格に評価通達93の貸家評価減を適用して算出した評価額で相続税申告を行い、その是非が争われた裁決例(平成27年6月1日非公開裁決 TAINSコード:F0-3-565)です。

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不動産 相続税

周知の埋蔵文化財包蔵地に所在する宅地につき、不動産販売業者による試算価格の70%相当で相続税申告し、その是非が争われた事例(公表裁決 R1.5.29)

本件は、請求人(相続人)が、被相続人(平成27年7月相続開始)から相続した宅地(周知の埋蔵文化財包蔵地に所在)について、通達評価額によらず、不動産販売業者による試算価格の70%相当の価額で相続税申告し、その是非が争われた裁決例です。

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不動産 贈与税

義父に対する感謝の念で土地の使用貸借から賃貸借に変更し、借地権のみなし贈与課税がなされた事例(新潟地判 H25.1.24 TAINS:Z263-12137)

本件は、個人間の土地の貸借に関して、通常の権利金を支払わず、かつ、相当の地代を支払わずに使用貸借から賃貸借へ変更してしまったことにより、相続税法9条のみなし贈与が適用されてしまった事例です。

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不動産 相続税

隣接地を道路用地として買収前提の開発法の分割想定図の合理性が問題視された事例(非公開裁決 H28.8.2 TAINS:F0-3-490)

本件は、請求人(相続人)が、相続した市街化区域に所在する山林について、通達評価額によらず不動産鑑定評価額で相続税当初申告をし、その是非が争われた裁決例(平成28年8月2日非公開裁決TAINSコード:F0-3-490)です。

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