不動産 相続税 贈与税

相続税の節税目的で取得した収益物件につき評価通達によらず鑑定評価が採用された裁判例(令和元年8月27日東京地裁)

今回は、少し前に話題になった裁判例(令和元年8月27日東京地裁 TAINSコード:Z888-2271)をご紹介します。

内容は、タイトルにもある通り、被相続人が生前に相続税の節税目的で多額の借入により取得した収益物件2棟の相続税申告における評価額について、相続人ら納税者は財産評価基本通達により評価して申告したところ、税務署から財産評価基本通達によることができない特別の事情があるとして、評価通達6項を適用し、鑑定評価によるべきとされた事例です。

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不動産 相続税

国税借地権割合40%の地域において借地権の取引慣行の有無が争われた事例(平成16年9月10日非公開裁決)

今回は、納税者が国税借地権割合40%の地域に存在する土地につき、借地権の取引慣行が無いため相続財産として借地権は評価不要と主張し、借地権の取引慣行の有無について争った非公開裁決(平成16年9月10日TAINSコード:F0-3-303)について、私見コメントも交えながらご紹介します。

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不動産 相続税 贈与税

定期借地権への昭和43年個別通達の適用可否

定期借地権の付着した底地の評価方法は評価通達25(2)に規定されていますが、当該評価通達25(2)のただし書きの算式が適用される場合、定期借地権割合+底地割合が100%を下回ることとなります。この場合、昭和43年個別通達の適用があるか否かが論点となります。そこで、今回は、定期借地権への昭和43年個別通達の適用可否の論点についてご紹介しようと思います。

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ブックレビュー

ブックレビュー『実務に活かす 印紙税の知識 (改訂五版) 』

今回ブックレビューを書かせていただく本はこちらです。

木村 剛志「実務に活かす 印紙税の知識 (改訂五版)」(2018年10月,税務研究会出版局)

著者の木村先生は、消費税法の創設に携わられた方で、木村先生の消費税の本ははずせないところですが、こちらの印紙税の本もおすすめです。

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法人税

申告調整できる貸方原価差額(法人税法基本通達5-3-9)って知ってますか?

法人税について少しマニアックな記事になります。

申告調整できる貸方原価差額(法人税法基本通達5-3-9)について知ってる、または、実際につかってるという方はいるでしょうか。

実際私自身も税理士試験の受験生時代はこの通達の存在をしりませんでした。

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不動産 相続税

不動産鑑定評価(取引事例比較法のみ)による相続税申告の是非が争われた事例(平成30年3月13日東京地裁)

今回は、納税者が不動産鑑定評価(取引事例比較法のみ)に基づき相続税申告を行ったが、税務署に財産評価基本通達に基づき評価すべきとしてその評価方法が争われた事例(平成30年3月13日東京地裁 TAINSコード:Z888-2202)を読みましたので、私自身の備忘録としても記事にして書き留めておこうと思います。

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不動産 相続税

地積規模の大きな雑種地の相続税評価ついて納税者が鑑定評価額を主張した裁判例(平成30年10月30日東京地裁)

今回は、地積規模の大きな雑種地の相続税評価について、納税者が不動産鑑定評価額の適用を主張した裁判例(平成30年10月30日東京地裁 TAINSコード:Z888-2241)を読みましたので、私自身の備忘録としても記事にして書き留めておこうと思います。

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