今回は、借地権の存在と借地権価格の存在は別物であり分けて考える必要があるという点について、不動産鑑定評価基準と相続税の財産評価基本通達(+相当の地代通達)を引用して少し書いてみようと思います。
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固定資産の減損会計で不動産鑑定士の価格調査が求められる場面
固定資産の減損に係る会計基準の適用にあたっては、いくつかのステップを経て適用要件等を判定していきますが、今回はその減損会計の適用フローの中で不動産鑑定士の価格調査が求められる場面をご紹介します。
もっと読む借地権価格+底地価格=更地価格?税理士の常識と鑑定士の常識の違い
今回は、借地権と底地の価格概念について、不動産鑑定士の常識である不動産鑑定評価基準の考え方と税理士の常識である財産評価基本通達の考え方の違いをご紹介します。
もっと読む公示価格等を規準とした価格を査定していない不動産鑑定評価額に基づき相続税申告し、その鑑定評価のクオリティが問題視された事例(東京地裁H30.3.13判決)
本件は、原告(相続人)が、相続により取得した土地について、通達評価額によらず鑑定評価額で相続税申告を行い、その是非が争われた裁判例です(平成30年3月13日東京地裁 TAINSコード:Z888-2202)。
もっと読む相続税申告で納税者が用いた不動産鑑定評価において、取引事例比較法における面大減価の査定根拠や公示価格等を規準とした価格の妥当性が問題視された事例(東京地裁H30.10.30判決)
今回は、地積規模の大きな雑種地の相続税評価について、納税者が不動産鑑定評価額の適用を主張した裁判例(平成30年10月30日東京地裁 TAINSコード:Z888-2241)を読みましたので、私自身の備忘録としても記事にして書き留めておこうと思います。
もっと読む周知の埋蔵文化財包蔵地に含まれる土地の相続税申告における評価方法が争われた事例(H20.9.25公表裁決)
今回は、相続した土地が文化財保護法の周知の埋蔵文化財包蔵地に含まれる場合における当該土地の相続税評価額について争われた裁決事例(平生20年9月25日TAINSコード:J76-4-20)を基に、周知の埋蔵文化財包蔵地の土地評価の留意点をご紹介しようと思います。
もっと読む共有地の評価/相続税の財産評価基本通達vs不動産鑑定評価基準
今回は、共有地の評価について、想定事例を通じて相続税の財産評価基本通達と不動産鑑定評価基準の考え方の違いをご紹介します。
もっと読む相続した土地に産業廃棄物が埋まっていた場合の土地評価
今回は、タイトルにも書いた通り、「相続した土地に産業廃棄物が埋まっていた場合において、その土地を相続税の計算上どう評価するか」について見ていこうと思います。
もっと読む自用の建物及びその敷地の評価/相続税の財産評価基本通達vs不動産鑑定評価基準
今回は、自用の建物及びその敷地の評価方法について、相続税の財産評価基本通達と不動産鑑定評価基準の違いについて簡単にご紹介します。
もっと読む借地権の評価/相続税の財産評価基本通達vs不動産鑑定評価基準
今回は、借地権の評価方法について、相続税の財産評価基本通達と不動産鑑定評価基準の違いについて簡単にご紹介します。なお、借地権には、借地借家法上の普通借地権(旧借地法の借地権含む)と定期借地権がありますが、今回は普通借地権について書いています。
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