地裁では、納税者からの申し出により地裁が新たに選任した不動産鑑定士による不動産鑑定評価額(以下「本件鑑定(裁判所鑑定)」)の合理性が検討され、結果裁判所鑑定の比率によるべきと判断されました(一部取り消し)。
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法人が取得した競売物件の土地・建物等のあん分比率として不動産鑑定評価書によるべきとの納税者の主張が認められなかった事例(公表裁決 H27.6.1)
請求人(法人)としては、建物の金額が大きければ大きいほど、法人税の計算上多額の減価償却費が計上できて有利、かつ、多額の課税仕入が計上でき消費税の計算上も有利ということで、土地建物の内訳価格のあん分において、できるだけ建物の金額を大きくしたいという思考になりがちです。
もっと読む国税庁公表の定期借地権の前払地代の取扱いが適用できない地代支払パターン
今回は、定期借地権の前払地代方式で考えられるいくつかの地代支払パターンについて、国税庁の公表資料の取扱いの適用ができるか否かをご紹介します。
もっと読む消費増税(8%→10%)と未成工事支出金の仕入税額控除
建設業会計固有の勘定科目である「未成工事支出金」について、今回は、令和元年10月1日の消費増税時の留意点をご紹介します。
もっと読む消費税の申告期限の延長の特例【新設】と税理士試験
令和2年税制改正では、連結納税制度の見直し(グループ通算制度(仮称)の新設)が大玉なのは間違いないと思いますが、経産省の改正要望概要資料をざっと眺めていると「消費税の申告期限延長」という内容も入っていました。
もっと読む大工さんの報酬と税務リスク
建設業を営む会社は自社だけでなく多くの外部業者に仕事を依頼して工事を施工しています。仕事の依頼先としては下請会社の場合もあれば個人事業主(いわゆる一人親方の大工さん)もいるでしょう。ここで税務上よく問題になるのが、会社が一人親方の大工さんに対して支払う報酬の性格です。
もっと読む「工場台帳=未成工事支出金」方式
工事原価の仕訳方法にはいくつか方法はありますが、建設業様式(国土交通省様式)の完成工事原価報告書を会計システム上で作成できるようにするという趣旨にあっている仕訳方法を以下でご紹介します。
もっと読む契約における重要な金融要素の会計・法人税・消費税/会計仕訳が面倒に
収益認識に関する会計基準の導入に伴い、平成30年度税制改正で基本線は会計基準による処理を法人税も受け入れるよう法令、通達が改正されています。 消費税の取扱いに注意 ただし、法人税は会計規準に足並みを揃えていますが、消費税
もっと読む自社発行ポイント使用時の会計・法人税・消費税/消費税処理は2通り
自社発行ポイント付与時の会計・法人税・消費税の取扱い、とりわけ消費税の取扱いに注意した会計仕訳が必要な旨は先日投稿記事に書きました(自社ポイント付与の会計・法人税・消費税/会計仕訳は2段構え?)。 今回は自社発行ポイント
もっと読むバーベキュー(BBQ)場での飲食は軽減税率8%?
今日は大きな公園でソフトボールの練習をしてきましたが、そこに併設されているバーベキュー場ではたくさんの人がバーベキューを楽しんでいました。そこのバーベキュー場は、場所の提供のみで食材は各自用意するような形式の用でした。
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