ブックレビュー

ブックレビュー『税理士のSOSに答える 実例解説 土地評価の実務対応 (減価要因の『見つけ方』『気付き方』) 』

はじめに

2019年12月末でこれまでずっとやってきたアメブロを閉鎖することにしていますが、アメブロでは会計税務関連書籍のブックレビューをたくさん書いてきました。

そこで、2019年12月末までにアメブロで書いてきた記事のうちブックレビュー記事を事務所HPの記事へ移行しています。

今回ブックレビューを書く、鎌倉靖二著『税理士のSOSに答える 実例解説 土地評価の実務対応 (減価要因の『見つけ方』『気付き方』) 』(清文社,2016年)についてもアメブロで書いたブックレビューを一部加筆して再度感想とともにご紹介したいと思います。

ブックレビュー

まず、著者の鎌倉先生は不動産鑑定士であり、相続税の財産評価にも精通されている方です。私も何度か鎌倉先生のセミナーに参加したこともあります。

本の特徴としては、生の評価事例が現況の写真を交えてわかりやすく解説されています。ちなみに、不動産鑑定評価の内容ではなく、相続税の財産評価基本通達ベースの本なので不動産鑑定業界の方向けというよりは税理士業界の方向けです。

また、どのように評価を間違いやすいか、どうすれば防げたかの手がかりやヒントがたくさん記載されているのもよかったです。

本のタイトルにもありますが、丁寧に減価要因を積み重ねていくことで時価に近づける感覚が味わえます。

土地は1つとして同じものがないので、自身の評価レベルを上げるには実務経験(場数)を積んでいく必要がありますが、相続専門とかでやっていないとどうしても実務経験が不足してしまいますよね。

そんな場合でも、このような本やセミナー、裁決事例、裁判例などを読込むことで実務経験の疑似体験をし、自己研鑽を重ねることで、きたる実務の際に万全の体制で挑めるのではないかと思います。

完全に実務家向けの本ですが、税理士試験の相続税法の受験生の方が読んでもいいと思います。きっと自分まだまだだなーと実感させられると思いますよ。

なお、鎌倉先生の本としては今回ご紹介する本以外に以下の本も出ていますが、以下の本を基礎編と例えるなら、今回の書籍は応用編に相当すると思います。

 

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