本件は、請求人(相続人)が、相続した借地権について、通達評価額によらず不動産鑑定評価額で相続税の当初申告し、その是非が争われた裁決例です(平成28年12月5日非公開裁決TAINSコード:F0-3-508)。
もっと読むタグ: 取引慣行
国税借地権割合40%の地域において借地権の取引慣行の有無が争われた事例(H16.9.10非公開裁決)
今回は、納税者が国税借地権割合40%の地域に存在する土地につき、借地権の取引慣行が無いため相続財産として借地権は評価不要と主張し、借地権の取引慣行の有無について争った非公開裁決(平成16年9月10日TAINSコード:F0-3-303)について、私見コメントも交えながらご紹介します。
もっと読む借地権の存在と借地権価格の存在は別物?
今回は、借地権の存在と借地権価格の存在は別物であり分けて考える必要があるという点について、不動産鑑定評価基準と相続税の財産評価基本通達(+相当の地代通達)を引用して少し書いてみようと思います。
もっと読む借地権の評価/相続税の財産評価基本通達vs不動産鑑定評価基準
今回は、借地権の評価方法について、相続税の財産評価基本通達と不動産鑑定評価基準の違いについて簡単にご紹介します。なお、借地権には、借地借家法上の普通借地権(旧借地法の借地権含む)と定期借地権がありますが、今回は普通借地権について書いています。
もっと読む借地権利金の取引慣行の有無のグレーゾーン
法人税法の勉強で借地権の論点をやると、はじめのほうで必ず「権利金収入の認定課税」とか「借地権の認定課税」をやると思います。
もっと読む