あくまでも私のこれまでの経験上の話ではありますが、現場を見ていない確率が高いのは、税理士と企業の経理部員です。現場を見ない理由は様々でしょうが、現場を見ることでしか気が付くことができないことがあります。
もっと読むカテゴリー: 経理実務
役員退職給与の算定式「功績倍率法」の基本形とその類型
例えば、中小企業では、役員退職慰労金規定がなくて創業者社長がやめるときになってはじめて規定の準備をするなんてこともあるでしょうし、既にしっかり定めている会社もあるでしょう。
もっと読む土地リースの会計と法人税
土地リースの話をはじめるにあたり、まずは、会計上のファイナンス・リース取引の判定や所有権移転ファイナンスリースの判定の流れを見ていく必要があります。 ファイナンス・リース取引の判定(会計) リース取引のうち、①ノンキャン
もっと読む中小企業と会計方針
上場企業の経理部員の方であれば、会計方針と聞けば、有価証券報告書に記載しているあれねとピンとくると思いますが、非上場の中小企業だとあまりピンとくる方は多くないかと思います。 会計方針とは、財務諸表の作成にあたって採用した
もっと読むゴールをしっかり見据える
これまで、経理業務に関する記事を何本もアップしていますが、今回は経理業務の自計化について触れたいと思います。 経理業務の自計化とは 一言で経理業務の自計化といってもそのレベル(段階)はまちまちです。 例えば、税理士事務所
もっと読む税務調査からみる内部書類の作成と保管の必要性
経理関係の書籍で出てくる言葉で「内部書類(内部資料)」と「外部書類(外部資料)」というものがありますので、すでこの言葉についてはご存知の方も多いかと思います。 内部書類と外部書類の範囲 内部書類の範囲のとらえ方については
もっと読む商流と物流(森)の俯瞰力
税務調査では必ずその会社の「商流」と「物流」がどうなっているかの説明が求められます。 「商流」と「物流」って聞くとなんだか少し難しく聞こえるかもしれませんが、「商流」は発注、納品、製造、販売といった取引の流れの中での各種
もっと読む中小企業グループの経理体制構築
中小企業に限りませんが、親会社と子会社といったように、複数の企業グループで経営・ビジネスを行っている企業はたくさんあります。 そんな企業グループにおける経理体制は大きく以下3パターンに分かれると思います。 パターン1 親
もっと読む経理の皆さん、保険積立金の残高確認やっていますか?
中小企業だと多くの会社が法人契約の保険に入っていると思います。 一口に保険といっても、生命保険と損害保険、生命保険でも様々なタイプのものがあります。 まずは正しい会計処理を把握する 法人が保険に入る目的は様々ですが、経理
もっと読む固定資産担当者の皆さん、取得日と事業供用日の区別できてますか?
今回は、固定資産管理の入り口である固定資産取得時の処理の留意事項として「取得日と事業供用日」の区別について簡単に解説していきたいと思います。 取得日とは、文字通り、固定資産を取得した日のことであり、具体的には、引渡しを受
もっと読む