上場企業グループであれば、①グループトップの持株会社の配当性向、②グループ子会社から持株会社への配当性向についての配当政策(考え方)をもっているのが普通ですが、非上場の中小企業グループではなかなかそうはいきません。 なお
もっと読む投稿者: mikiyasu-inoue
中小企業グループの経理体制構築
中小企業に限りませんが、親会社と子会社といったように、複数の企業グループで経営・ビジネスを行っている企業はたくさんあります。 そんな企業グループにおける経理体制は大きく以下3パターンに分かれると思います。 パターン1 親
もっと読む経理の皆さん、保険積立金の残高確認やっていますか?
中小企業だと多くの会社が法人契約の保険に入っていると思います。 一口に保険といっても、生命保険と損害保険、生命保険でも様々なタイプのものがあります。 まずは正しい会計処理を把握する 法人が保険に入る目的は様々ですが、経理
もっと読む固定資産担当者の皆さん、取得日と事業供用日の区別できてますか?
今回は、固定資産管理の入り口である固定資産取得時の処理の留意事項として「取得日と事業供用日」の区別について簡単に解説していきたいと思います。 取得日とは、文字通り、固定資産を取得した日のことであり、具体的には、引渡しを受
もっと読む地積規模の大きな宅地(新通達)の面積要件と評価単位
はじめに 相続税の財産評価基本通達上、非常に大きな改正として、平成30年1月1日以降「地積規模の大きな宅地」の新通達20-2の創設がありました。 この新通達の創設に伴い、これまで実務上いろいろ問題のあった、いわゆる広大地
もっと読む地積規模の大きな宅地(新通達)と市街化調整区域
はじめに 相続税の財産評価基本通達上、非常に大きな改正として、平成30年1月1日以降「地積規模の大きな宅地」の新通達20-2の創設がありました。 この新通達の創設に伴い、これまで実務上いろいろ問題のあった、いわゆる広大地
もっと読むセットバックと道路台帳
相続税や贈与税における財産評価のルールブックである財産評価基本通達の24-6に「セットバックを必要とする宅地の評価」が定められています(以下赤字部分と青字部分は筆者が加筆。以下、セットバック通達という。)。 24-6 建
もっと読む倍率地域における地積規模の大きな土地の評価
はじめに 相続税の財産評価基本通達上、非常に大きな改正として、平成30年1月1日以降「地積規模の大きな宅地」の新通達20-2の創設がありました。 この新通達の創設に伴い、これまで実務上いろいろ問題のあった、いわゆる広大地
もっと読む大法人の電子申告義務化と資本金基準
既にご存知の方が多いかと思いますが、大法人の電子申告義務化が、平成32年4月1日以後開始事業年度からスタートしますね。 これに関して個人的に気になる点を少しまとめました。 電子申告義務化の対象法人/大法人の定義 電子申告
もっと読む仮払金・仮受金のモニタリングは月次決算から
「月次決算」というテーマに関してはこれまで以下の通り記事をアップしてきました。 月次決算で実地棚卸はやる?やらない? 月次決算における法人税等の計上はどうする? 中小企業の月次決算/費用の平準化 今回は月次決算時に経理と
もっと読む