今回は、固定資産管理の入り口である固定資産取得時の処理の留意事項として「取得日と事業供用日」の区別について簡単に解説していきたいと思います。 取得日とは、文字通り、固定資産を取得した日のことであり、具体的には、引渡しを受
もっと読む月: 2018年8月
地積規模の大きな宅地(新通達)の面積要件と評価単位
はじめに 相続税の財産評価基本通達上、非常に大きな改正として、平成30年1月1日以降「地積規模の大きな宅地」の新通達20-2の創設がありました。 この新通達の創設に伴い、これまで実務上いろいろ問題のあった、いわゆる広大地
もっと読む地積規模の大きな宅地(新通達)と市街化調整区域
はじめに 相続税の財産評価基本通達上、非常に大きな改正として、平成30年1月1日以降「地積規模の大きな宅地」の新通達20-2の創設がありました。 この新通達の創設に伴い、これまで実務上いろいろ問題のあった、いわゆる広大地
もっと読むセットバックと道路台帳
相続税や贈与税における財産評価のルールブックである財産評価基本通達の24-6に「セットバックを必要とする宅地の評価」が定められています(以下赤字部分と青字部分は筆者が加筆。以下、セットバック通達という。)。 24-6 建
もっと読む倍率地域における地積規模の大きな土地の評価
はじめに 相続税の財産評価基本通達上、非常に大きな改正として、平成30年1月1日以降「地積規模の大きな宅地」の新通達20-2の創設がありました。 この新通達の創設に伴い、これまで実務上いろいろ問題のあった、いわゆる広大地
もっと読む大法人の電子申告義務化と資本金基準
既にご存知の方が多いかと思いますが、大法人の電子申告義務化が、平成32年4月1日以後開始事業年度からスタートしますね。 これに関して個人的に気になる点を少しまとめました。 電子申告義務化の対象法人/大法人の定義 電子申告
もっと読む仮払金・仮受金のモニタリングは月次決算から
「月次決算」というテーマに関してはこれまで以下の通り記事をアップしてきました。 月次決算で実地棚卸はやる?やらない? 月次決算における法人税等の計上はどうする? 中小企業の月次決算/費用の平準化 今回は月次決算時に経理と
もっと読む棚卸資産計上漏れと税務調査→再発防止策の実施
昨日の投稿記事「月次決算で実地棚卸はやる?やらない?」で月次決算という視点から実地棚卸についてふれました。今回は税務の視点で棚卸を見てみようと思います。 棚卸資産計上漏れによる税金インパクト 税務調査を何度か経験されてい
もっと読む月次決算で実地棚卸はやる?やらない?
中小企業において月次決算の体制を作っていくなかで、実地棚卸まで月次でやるかどうかという論点が出てきます。 実地棚卸は外注をせず自社でやる場合には手間と時間を要しますので、期末決算の時だけやるという会社も多いでしょう。 実
もっと読む契約における重要な金融要素の会計・法人税・消費税/会計仕訳が面倒に
収益認識に関する会計基準の導入に伴い、平成30年度税制改正で基本線は会計基準による処理を法人税も受け入れるよう法令、通達が改正されています。 消費税の取扱いに注意 ただし、法人税は会計規準に足並みを揃えていますが、消費税
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